法人化の一番のメリットはこれ!

2019年3月16日個人から法人へ

the merit of Corporate establishment

あなたは今、もしかしたら法人設立を目指す個人事業主かもしれないし、あるいは法人化して間もない会社の役員かもしれません。
あるいは、新規事業の立ち上げを計画している雇われ会社員かもしれませんね。

世間では、「法人化するためのライン」について様々な意見がありますが、それって本当にアテになるのでしょうか?

法人化の一番のメリットは「信頼されやすくなる」こと

結論から先に申し上げると、法人化することによる一番のメリットは「信頼されやすいこと」コレに尽きます。

なぜこの様な事が起こるのか?

  • どこの誰か、国が用意した帳簿に正確に載っている(法人登記、といいます)
    →個人事業主には登記のシステムは無いので、嘘を付いてもばれない。本当化どうか見分けられない
  • 「資本金」という「会社を保証する資産」が有るので、取引においての最低限の保証が得られる
    →資本金についての詳しい説明は[こちらの記事]を参照

つまり、「いきなりどこかに消える心配が少ない」ということです。

いつまでも事業規模が大きくならない「法人化に対する間違った噂」

法人化に対してのよくある「間違った」考え方がこちら

  1. まずは副業で収入を獲得
  2. 生活できる収入を稼げそうな段階で個人事業主として独立
  3. 売上が1000万円を超えるかどうかの段階で、節税目的で法人化
  4. 事業規模を拡大

さて、コレの何が間違っているのでしょうか?
上記は「内容自体は間違っていない」が、「机上で考えられた絵空事」に近い内容で、けして効率は良くないと私は考えます。
そういった意味で「間違っている」という表現をあえて使いました。

日本人は真面目なので「順番にステップアップ」することを求める傾向にあります。
職人でいうと、下積みから初めて、支障に認められて一人前になって…というものです。
でも、もし飛び級できるなら、もっと早く成長できて、周りを出し抜けるとしたら?
そちらを選ばない手は無いはずです。

法人化すると事業が加速する理由

法人化による一番のメリットは「信頼されやすいこと」
信頼されやすいということは、仕事が取りやすいこと。
より厳密に言うと、「単価の高い仕事が取りやすい」ということです。

販売額を底上げ

「いやいや、まだまだ自分の技術や経験では、高単価の仕事を受ける勇気が無い…」
こんな意見もよく聞きます。
でも、よく考えてみてください。
あなたが今、全く同じ内容の仕事をする上で
・報酬が5万円
・報酬が20万円
このどちらかを選べるとしたら、どちらを選びますか?
上記は極端な例ですが、信頼を得られるということは「同じクオリティでも単価を上げられる」ということなんです。

年商の上昇

単価の高い仕事が“明らかに”取りやすくなるので、法人化することによって「年間売上額」も格段に増やしやすくなります。

もはや、法人化しない意味がないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。法人化後2年は消費税も免除で、赤字なら法人税も住民税の均等割(年間7万円程度)のみで済みます。これで信頼とスピード感が得られると思えば、安い買い物だという考え方も出来るでしょう。

まとめ

「実績がない」「人脈がない」こんなことを嘆く人はとても多いですが、コレはつまり「信用が無い」ことに起因する悩みの一つですよね。

もし、これらの悩みが軽減され、しかも「仕事が取りやすい」様になれば。商品単価が上がり、つまりは年商が上昇することとなります。
だから、まず「法人化する」ということも十分検討する価値が有る、と思いませんか?